現地調査報告書・4本シリーズ 公開のお知らせ

一般社団法人Toriiは、2025年8月&9月に実施した現地調査をもとに、 全4本の報告書「アジアはどのようにロヒンギャ難民を支援できるか?」シリーズ を公開いたします。


ロヒンギャ問題は、人道危機であると同時に、アジア地域の安定・移民政策・労働市場・社会統合など、幅広い分野に影響を及ぼす構造的課題です。国際社会ではウクライナ、ガザ、スーダンなどさまざまな人道危機が続き、西側主導の難民受け入れ・支援体制は社会的・財政的にも限界に近付き縮小傾向にある中で、難民の置かれた環境は国際的にも急速に悪化しています。

ロヒンギャ難民を取り巻く状況は、それらと比べても、「解がない」という一点において非常に複雑で難しい。そんな中、本業はNikkei Asiaの編集をされている黒沼勇史さんから協働のお申し出があり、黒沼さんに群馬県館林市と、マレーシア・クアラルンプール市に赴いていただき、ロヒンギャの方たちやロヒンギャの方たちを支援している方たちの声を聞きながら、アジアはどうロヒンギャ難民を支援できるのか、というテーマでレポートを作成いただきました。特に、③のA Call to Actionのペーパーは、さすが黒沼さん、としかいいようのない、直球ストレートのど真ん中の球を、渾身の力を込めて投げてくださったと受け取りました。

これらレポートを読んで、皆さんがロヒンギャの方たちやその支援者に想いを馳せる時間となることを願って、そして、彼らの声を真ん中に置いた事業を一緒にToriiとやりたい、と言いだしてくださる方たちがいることを切に願って、皆さまのお手元にお届けします。レポートの著作権は一般社団法人Toriiに帰属しますので、引用される際はどうぞご一報いただけますと幸いです。


レポートはこちら

レポート全文はこちらからご覧いただけます。

https://www.ja.torii.international/activity/research-report

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