声にならない声に耳を傾け、境界を越えて生きる人々とともに、
希望ある豊かな社会を。
目まぐるしく変わる世界情勢の中で、重要なテーマであり続ける、人の移動、メンタルヘルス、若者のリーダーシップと平和に焦点をあてながら、人間と地球の共存が可能な社会を作っていくために、当事者の声を真ん中に置いて、分断を連帯にかえていく事業を創造・支援します。
WHAT WE DO
| 既存事業
Count Us In
10州2,500名以上の人身取引サバイバーが参加する、インド国内唯一の人身取引サバイバーナショナル連合(ILFAT)とインドNGOのSanjogとのパートナーシップ事業で、メンタルヘルス向上、社会的排除の解消、被害者補償の獲得等をテーマに、サバイバー自らがコミュニティでの調査を主導し、そのデータをもとに州及び国レベルで政策提言を行うことを支援します。
インド人身取引予防事業
[ Tafteesh Resilient Community ]
NGOやサバイバーがサービス供与の役割からシステムファシリテーターに役割変化することにより、コミュニティ自身が主体的に政府・行政機関にアカウンタビリティを求めていく事業です。性自認に揺らぎのある思春期世代を初めて人身取引予防事業の対象としたことに加え、情緒的剥奪を人身取引の主要な脆弱性指標と定義する世界初の視座に基づき、貧困対策のみならず、親子間の情緒的な絆を再構築することで、地域社会が自ら子どもを人身取引犯罪から保護・予防するレジリエンス(回復力)を高めることを試みる画期的な事業です。
【Unbordered:対話と共創によるナラティブ・シフト事業】
「境界線」によって分断されている社会課題に対し、当事者、専門家、支援者、ドナーが対等に集う対話の場を構築し、問題の捉え方そのものをアップデートする取り組みです。
デジタルセキュリティと人権
[ Unbordered 1 ]
特殊詐欺拠点に人身取引された被害者を「犯罪者」ではなく「強制労働の被害者」として再定義するウェビナーを開催。東南アジア・南アジアを横断し、法執行機関やジャーナリスト、金融機関を巻き込んだ国際的な保護ネットワークの構築を目指します。2025年12月19日に、当事者、ジャーナリスト、草の根NGO、国際NGO、国連機関の人たちが参加し、地域横断型ウェビナーを実施しました。
移動を余儀なくされた人々
[ Unbordered 2 ]
国際的な支援が下火になり、行くところも帰るところも失って膠着状態にあるロヒンギャ難民をテーマに、現場のリアリティとリサーチを繋ぎ、既存の支援の枠組みを超えた新しい連帯の形を模索します。2025年8月日本およびマレーシアのロヒンギャコミュニティ調査実施(Research Reportよりご覧ください)。2026年3月17日に、当事者、国際機関、学者、ジャーナリスト、草の根NGO、国際NGOの立場から見るロヒンギャの現状と今後についてウェビナー実施します。
自己との繋がりなおしを促すワークショップ事業
日常の役割や期待のなかで置き去りにしてきた「自分の本当の声」と出会いなおし、自分が本来持つ才能や生きる力を呼び起こしながら、自分と、他者と、社会と繋がりなおすことを目的としたワークショップを実施します。シードワークという手法を用い、日常の「期待される役割」から離れ、自らが持って生まれた「ギフト」を思い出すことで、内側にある分断を癒すワークショップを提供します。また2025年11月1日~2日に開催された第40回日本女性医学会学術集会シンポジウム7にて「関係性の紡ぎなおし」のテーマで発表をしました(詳細はこちら)。2026年2月28日~3月1日に、自分と、他者との「関係性の紡ぎなおし」をテーマにワークショップを実施しました。次回沖縄にて実施予定です。
| 新規事業
若者リーダーシップ育成事業
日本における子どもや若者をめぐる問題を作り出している根本的な要因は何だろうか?Toriiはインドでの経験から、「脆弱性」に注目しています。子どもたちや若者が持って生まれたギフトを、レジリエンス高く伸ばしていくことを願って、子どもたちの声を真ん中に置き、自分との関係性の紡ぎなおし、他者との関係性の紡ぎなおしにフォーカスをあてた「生きる力」を伸ばす事業を、まずはパイロット事業から始めます。
Torii Academy
Torii Academy(インド・フィールドスタディプログラム)は、13年にわたりインドの人身取引問題に向き合ってきた実践知をもとに、現地訪問と対話型ワークショップを組み合わせた体験学習プログラムです。サバイバーリーダーや草の根組織を訪ね、一次情報に触れながら構造的課題を多角的に読み解きます。学びを一過性で終わらせず、参加者が「ともに変化をつくる存在」となることを目指します。2026年7月と11月に実験的に実施します。
| 終了した事業
認定NPO法人かものはしプロジェクトのインド事業撤退を受け、Toriiがバトンを受け取った以下の事業を、未来に向けた「変容」に焦点を当て支援しました。
Tafteesh
人々が売られない社会の仕組みを作るプログラム
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人々が売られない社会の仕組みを作るプログラムです。トラフィッカーが適切に捜査され、裁判で有罪判決が出されること、人身取引の被害に対して適切な被害者補償を国から受け取ること、人身取引の被害から適切に回復できるよう州・県の支援を獲得すること、人身取引の犯罪が適切に抑止できる法律や政策形成に関与すること、を主軸とした事業です。
Leadership Next
サバイバーのリジェネラティブリーダーシップ事業
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人身取引の被害を受けた人が、被害者からサバイバーに、サバイバーからリーダーに変容することを支援するリジェネラティブリーダーシップ事業です。異なる「被害」体験を有するサバイバーたちが、自分たちでリーダーシップの在り方や活動を自ら規定し実行することを、NGOがシステムのファシリテータの役割に移行することにより可能にしました。
ILFAT
人身取引サバイバーによる、人身取引サバイバーのための全国連盟
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インドで唯一の、人身取引サバイバーによる、人身取引サバイバーのための全国連盟です。インド7州から2814名の、多種多様な人身取引サバイバーが加盟。各州政府の政策提言だけでなく、中央政府、国会議員に働きかけ、国全体で人身取引が抑止されるような政策・法律形成に関与しました。