Ep. 005 part2
ロヒンギャ難民の動かぬ現実 ― 日本・マレーシア・バングラデシュをむすぶ(ゲスト:日経アジア編集者・黒沼勇史さん)
〇#5 は特別編です
9月第2週にマレーシア・クアラルンプールで行われたロヒンギャ難民の実態調査をもとに、日経アジアの編集者であり、現在Toriiでボランティアをしてくださっている黒沼勇史さんをゲストにお迎えしました。
黒沼さんはTorii共同代表清水とインドで出会った後に2013年にインドの人身売買問題に関する記事を執筆され、
その後も日経新聞記者としてバングラデシュ・コックスバザールでロヒンギャ難民を取材し続けてこられました。
大学院ではロヒンギャ難民をテーマに研究もされており、長年にわたり現場と深く関わってこられた方です。
今回、Toriiとしてはじめてお迎えするボランティアとして、群馬県館林やクアラルンプールで暮らすロヒンギャの人々と支援者に直接お話を伺い、調査を実現してくださいました。
調査報告書はToriiの公式ウェブサイトからご覧いただけます。
ロヒンギャの問題はしばしば「膠着していて動かない」と語られます。
しかし調査を通じて見えてきたのは、その奥に流れる人びとの想いや関係性に目を向けることで、問題を紐解き、新たな入口を開く可能性があるということでした。
Toriiは、常に「人」と「関係性」にこそ前に進むための鍵があると考えています。
今回のエピソードでは、黒沼さんがこれまでの取材や研究で培ってきた視点、Toriiとの関わりのなかで感じた変化、そしてロヒンギャの人々への思いを、リスナーのみなさんとシェアします。
時間の都合上、調査の細部までは触れられませんが、「人」と「関係性」に焦点を当て、その奥に流れる水脈のようなものを一緒にたどっていければと思います。
〇Part 2 ロヒンギャ難民の動かぬ現実 ― 日本・マレーシア・バングラデシュをむすぶ(ゲスト:日経アジア 黒沼勇史さん)
part2では、黒沼さんとともにロヒンギャ難民の現状を深掘りします。「ことばの水脈コーナー」からロヒンギャ問題の背景をたどり、今回実態調査を依頼した経緯を紹介。さらに、黒沼さんが群馬県館林・クアラルンプール・コックスバザールで目の当たりにしてきたロヒンギャ難民を取り囲む現状
をシェアします。
黒沼さんとの対話からみえてきたものは「ロヒンギャの問題は、戦争や紛争が終わったら解決するものではない」という厳しい現実と葛藤でした。 動かないとされるこの現実に、軽やかに前へ進めていける可能性があるとしたら、その問題やその人たちへの想いと、そこに流れる関係性が鍵だとToriiは思っています。
〇エピソード内でご紹介した記事