Podcast#3 配信のおしらせ
ToriiのPodcast
「ぽんと、とぶ — 静かな声と社会をつなぐPodcast」
エピソード #3 を配信しました。
このPodcastは、Torii代表・清水友美とナビゲーター行政杏奈が、
社会の中で見過ごされがちな声やまなざしにそっと耳を澄まし、
そこからひろがる問いや希望を語り合う番組です。
これまでの配信
#0 「ぽんと、とぶ」ってどんな番組?(導入回)
団体の成り立ちや番組名に込めた想いを語ります。はじめての方に向けて、番組の背景と静かな声に耳を澄ます対話の時間をお届けします。#1 「難民」という言葉に私たちは何を押し込めているのか?
「難民」や「被害者」などのラベルの裏に隠れた、一人ひとりの声や関係性を見つめます。ドキュメンタリーに登場した語り手・ハッサンの変化を手がかりに、“聞く”とは何かを問い直します。#2 「声が届かない場所で声を出すってどういうこと?」
声が届かない背景にある構造や壁、そしてそれでも声をあげる人々のまなざしを見つめます。「声を出す」という行為の奥にある葛藤と可能性について対話します。
#3のテーマ
今回のエピソードテーマは、「戦後80年ー戦争から生まれた分断と、そこからの癒しやつながり直し」です。
戦後80年を迎えた今も、私たちの間には戦争がもたらした分断や沈黙がたしかに残っています。 家族や国を通して受け継がれた記憶、「加害」や「被害」という単純な線引きでは語りきれない感情、そして世代を超えて受け継がれている痛み。 それらは、時に言葉にすることすらためらわれ、そっと胸の奥にしまわれてきました。
家族内で語り継がれた戦争の記憶と、一方は靖国神社や天皇による慰霊の旅、もう一方は東南アジアやアメリカでの出会いの記憶を通して見えてきたのは、「勝者」や「敗者」としての記録ではなく、世代を超えて受け継がれる戦争のトラウマです。
私たちは、歴史の大きな出来事の陰にある個人の経験や関係性に目を向けながら、「分断をこえて傷を癒し、ふたたびつながり直す」とはどういうことかを静かに対話します。
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